どうも。@bigtreeです。
僕は大学在学中と卒業してからの約2年半アメリカに住んだ経験があり、そのおかげもあって今は通訳の仕事や英会話の講師をやらせてもらっていますが、今日はそんな僕の視点から、「日本人が日本にいながらそれほどお金をかけずに本気で勉強したら一体どのくらいで英語を話せるようになるのか」
ということについて持論を語ってみたいと思います。
(僕が誰にも知られず密かにペラペラになった独学勉強法はこちら↓チラッ)
ズバリ、何カ月で話せるようになるのか
まず結論から言うと、
僕は本気で頑張れば半年あれば英語はある程度話せるようになる
と思っています。
「え?いやそんなの無理でしょ」と思ったあなた。
いけます。
ただこれには条件があって、
- 中学、高校と一応それなりに英語を勉強していてある程度知識はある
- 本当に6ヶ月間毎日最低2時間は勉強する。そしてその内30分は英語を話す
ということです。条件はこれだけです。
これだけやれば仕事で忙しいサラリーマンでも、遊びで忙しい学生でも絶対に英語が話せるようになります。断言します。
ここで言う「ある程度の知識」というのは曖昧ですが例えば、
- 週末は友達と映画を観に行ったよ。
- いつも起きてから一番最初に何する?
くらいのことを、現時点で相手に英語で伝えられれば充分でしょう。
難しいと思いましたか?別に上の文に「正解」はないので、どんな形であれ言いたいことが伝わればOKです。(下でコツを説明しています)
また全くわからない人でもその分多少余計に時間はかかりますが、根気よく続ければ絶対に話せるようになります。
僕の経験上、「本当に半年間毎日2時間勉強し30分英語を話す」ことを継続すれば、それだけで日本にいながらでも英語が話せるようになります。学生が高いお金をかけて1年間留学しても結局ろくに英語が話せるようにならなかったのに、です。
じゃあ、どうやったらそれを達成できるのかというのを次に話していきますね。
英語が話せるようになる秘訣は「時間をかけてでも伝えること」にある
まず一番大切なことを先に言いますが、「英語を話せるようになるには話さないといけません」
当たり前すぎて鼻で笑われそうですね。
でもね、「英語を話せるようになりたい」と思って今これを読んでいる人の何パーセントが毎日30分以上英語で会話をしているでしょうか?
おそらく5%も・・・いや1%もいないんじゃないでしょうか・・・・・
英語を話すことの大切さは誰もが頭では理解しているものの、実際に行動している人が何と少ない事か・・・
「わかっていてもできない、環境は恵まれているのにやらない」僕はそれこそが日本人がいつまでも英語に対して苦手意識を持ち続けている唯一の原因だと思います。
目標を持って自分でやろうとしない。だからせっかく留学に行っても恥ずかしがったり面倒くさがったりであまり英語を話す機会を作らず、結局英語力は思ったほど成長しないまま「楽しかったぁ~」だけで帰ってきてしまうんですね。
本当にもったいない。
けどそんなこといきなり見ず知らずのおじさんに言われて、「いやていうかお前誰だよ」って思うかもしれませんね。
ですが、私はこう見えても実は・・・・・ただの通りすがりのおじさんです。ええ。
ただの通りすがりのおじさんですが、私は留学をきっかけに英語を一生懸命勉強し、まあ日本人にしてはわりとペラペラ英語が話せるようになったおじさんです。
(もう一度、僕の現在の英語力はこちらで晒しています笑)
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そんな僕が、まだろくに英語を話せなかった初期の時期に特に意識してやっていたことで、今振り返ってやってて良かったなと思えることは、「自分の言いたいことを時間をかけてでもいいから言葉にしてまとめてみる」ということです。
これはどういうことか、もうちょっと具体的に説明しますね。
ふとした瞬間を英語にするトレーニング
あなたはこれまでに「コレって英語で何て言うのかなー?」と思ったことってないですか?
英語を勉強していると日常のふとした1コマで「これ英語でどう表現したらいいんだろう」と疑問に思うことって結構あるんじゃないかと思います。
そういう時に、ちょっと考えてすぐに「わかんないや」とか「まあいいや」と諦めてスマホやパソコンで調べるのはダメ、絶対。なぜならそれではそこに載っている出来合いの表現しか身につかないから。
大切なのは、少し時間がかかってもいいから、また全然キレイな文でなくていいから、自分の言いたいことを、なるべく気持ちとかニュアンスが伝わるように上手くフレーズにしてみる、ということです。
これ、本当にものすごく力になります。表現力が格段に上がります。
英語で何かを伝える時の言い方って1通りではないし、実際は単語によって、文法によって、または間の取り方や、声の緩急、大きさ、ピッチなどによって何百、何千通りの言い方ができると思うんです。
これを、ふと「英語で何て言うんだろう」と思った時に、納得するまで考えて自分なりのフレーズにしてしまう。こうすることで真の表現力が身につきます。本当におすすめです。
それを踏まえたうえで先ほどの2つの文、
- 週末は友達と映画を観に行ったよ。
- いつも起きてから一番最初に何する?
をもう一度英語にするチャレンジをしてみてください。
1つアドバイスとして、きちんとした「文」にする必要はありません。難しければ単語をぶつ切りにして並べただけでも構いません。それで気持ちが伝われば。というかそうやってなるべくシンプルに言いたいことを伝えられるように練習しましょう。それがコミュニケーションです。
ちなみに僕がこれを英語にするとしたら、
- I went to see a movie with my friend on the weekend.
- What is the first thing you do in the morning?
と表現するかもしれませんし、
- My friend and I went to the theater last weekend.
- What do you do first when you wake up in the morning?
と表現するかもしれませんし、
- Me and my friend watched a movie over the weekend.
- How do you start your day every morning?
とするかもしれません。
これらはいずれも文法的には間違ってはいないので「大正解」ですが、別に文法的に正しくなくたって大した問題じゃないんです。
むしろ、日常会話ではみんなもっと砕けた言い方をするので、
- Me and my homeboy, we went to see some movie on the weekend. (*homeboy=仲の良い友達)
- What’s the thing you always do after you wake up?
だって正解になります。
また極端なことを言えば、
- My friend and I, went to movie, weekend.
- What you do, in the morning, first.
これでも言いたいことは完璧に伝わります。・・・本当に表現の仕方なんて無限にあるんです。
ここで言いたいことは、とにかく英語をスラスラと話せるようになるために重要なことは、あなたが伝えたいことをその瞬間にすぐ英語にできること。
そしてこの能力は英語であらゆることを表現するトレーニングを繰り返すことによってしか鍛えられません。
また英会話上達への近道は、とにかく思ったことを自分の口を動かして、声に出して言ってみること。
こうすることによってだんだん「英語の口の動かし方」に慣れていき、「自分の英語の声」というものを認識していきます。
この「ふとした瞬間を英語にするトレーニング」というのは自分でいつでもできるんですが、「毎日30分英語を話す」というのは相手がいないとなかなか厳しいですよね。
そんな英語のスピーキングのトレーニングは「オンライン英会話」が費用と効果の両面から圧倒的におすすめで、それはこちらの記事の「スピーキングの勉強法」の欄でも詳しく触れているのでよかったら参考にしてみてください。
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英語の習得には本来ややこしい教材は必要ありません。僕自身も特別なトレーニングを受けることなく英語を話せるようになったんですから。
なのであなたも特別なことをする必要はなく、言語習得の原理に則って本当に必要なことをコツコツとやっていけばいいんです。毎日2時間、たったそれだけ。それで半年で英語を使って言いたいことを表現できるとなったらもうやるしかありませんね。
勉強は隙間時間を上手く活用して
でもね、わかってるんですよ。人間というのは時間があればその分「寝たい」し「遊びたい」んです。
忙しいサラリーマンなんて特に、仕事で疲れて帰ってきたら飯を食ってYoutubeを見てさっさと寝たいんです。
あなたもきっとそうですよね。わかりますよ、だっておじさんもそうだったんですから。
そんな人はね、通勤や通学などの隙間時間を有効活用して「単語帳」や「リスニング」などの練習をしましょうよ。ええ、そうしましょうよ。
あくまでも「英語が話せるようになる」ことが目標ですが、当然そのためには最低限の単語を知っていなきゃいけませんし、また相手の言ってることが理解できないとこちらも返答しようがありませんから、これらのスキルもとても重要です。
あなたが毎日片道30分電車に乗るならそれだけで往復1時間、それに加えてランチのちょっとした時間やちょっと手が空いた時にちょこちょこ勉強するクセをつければ、毎日2時間の勉強時間は簡単に確保できるはずです。
そして忘れちゃいけないのは、その2時間の内に必ず英語を話す時間を30分取り入れるということ。
あなたの目標が英語を話せるようになることである以上、これは本当に大切なことで、かつ目標への一番の近道になるので必ずやりましょう。
成長の実感は3ヵ月ごとにやってくる
最後にもう一つ、頑張るあなたにアドバイスをしておくと、これらの勉強を毎日ちゃんと続けていると「あ、なんか英語力ついてきてる!」と感じる瞬間というのが必ず訪れます。
それはリスニングで今まで聞き取れなかったような早い会話の中で「今一瞬完全に理解できた!」という瞬間かもしれませんし、スピーキングで「なんか知らないけど言いたいことをさらっと表現できた!」というパターンかもしれません。
いずれにせよこれはものすごく嬉しい瞬間で、この瞬間を体験できると、英語学習がもっと楽しくなって、そこからはさらに成長が加速するはずです。
僕の場合は本気で英語を勉強し始めて3ヵ月くらいで初めの成長を実感し、そこから大体2~3ヵ月ごとに定期的にレベルアップを感じる瞬間が訪れました。
ということであなたもまずは3ヵ月。そしてそこからはきっと勉強も軌道に乗ると思うので、思い通りにスラスラと英語を話している自分を思い描きながら、毎日コツコツ勉強を続けてみてください!
きっと明るい未来が待ち受けているとおっさんは信じています!
「受験勉強から社会勉強まで」生きた英語はBigtreeEnglishで
ちなみに当サイトでは、受験勉強や本気の英会話学習に役立つ知識はもちろんのこと、アメリカのストリートから発信される実用的な表現や誰も知らない超マニアックなスラングなど、かなりの守備範囲の英語コンテンツをカバーしています笑
以下でそれぞれのテーマの記事一覧をチェックできるので良かったら覗いてみてください。
また、以下の記事では日本で生まれ育った僕が15年間の英語学習を経てたどり着いた「最強の独学勉強法」と「正しい発音の身につけ方」をまじめに紹介しています。(どちらもかなり読みごたえあります)
本気で英語力を伸ばしたいと思っている人には必ず役に立つ内容になっているので是非チェックしてみてくださいね。
CHECK!!
ということで最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまた!