こんにちは!通訳/ストリート英会話講師のbigtree(@bigtree1000)です。
(15年の努力の結晶。「誰にも知られず密かにペラペラになれる独学勉強法」はこちら)
世の中色んな名前の人がいますが、中には思わず「え、ガチで!?」と言ってしまうようなめちゃくちゃ変わったものもありますね。
とりわけ英語においては「本来そんなつもりじゃない」のに「スラングでこういう意味」になってしまったり、「非英語圏では至って普通の名前」なのに「英語表記するとこんな意味」になってしまう、という名前がたくさんあります。
そこで今日は、そんな英語の面白すぎる名前110個(!!)を、
- 前編:「いろんな意味でヤバすぎる/面白すぎる名前」
- 後編:「卑猥すぎて下品な面白い名前」
に分けてお送りしたいと思います。
中には本気でかわいそうな名前もありますが、決してバカにするつもりではなく、「笑い」=「パワー」をもらう意味で思い切り笑わせてもらいます!
ということでめちゃくちゃ面白い「英語の珍人名」、早速見ていきましょう。
英語の面白い名前「前編」
まずは「前編」として、「いろんな意味でヤバすぎる名前」や、「偶然も重なってめちゃくちゃ面白い名前」を見ていきましょう。
A J Careless
まずはこちら。
“Careless”(「ケアレスミス」などで使われる「注意散漫な」という意味)だけではややパンチに欠けますが、ポイントはその下の“solicitor”という言葉。
これは「弁護士」や「法務官」という意味の言葉で、この職業で「不注意」なのはNG過ぎなので相当のハンデを背負ってますね笑
BATMAN BIN SUPARMAN
お次はこちら。
「バットマン」と「スーパーマン」(正しいスペルは“Superman”)・・・いったいどっちなんでしょう笑。実際2016年に「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」という映画が公開されていますが、この人の親はそのずっと前から大ファンだったんでしょう。
ちなみに“Bin”というのはアラビア語の名前でよく見るもので、“son of”「~の息子」という意味があります。
ということはBATMAN BIN SUPARMANで「スーパーマンの息子のバットマン」・・・もはや意味がわかりません笑
Brock Lee
これは何度も声に出して読んでみるとわかります。
「ブロック・リー、ブロック・リー、ブロックリー、ブロッコリー・・・ブロッコリー!」
ですね。ただそこは正直アフロにしていただきたかったです・・・笑
Bud Light
みなさんご存知のアメリカのビールの名前ですが、もちろんこの方は創業者ではありません笑
この顔の赤さから、まぁもちろん飲んでたんでしょうけど、この時間でBud Lightでここまで赤くなるには相当浴びるように飲んだかめちゃくちゃ下戸かのどちらかで間違いないでしょう。
Cherries Waffles Tennis
「チェリー、ワッフル、テニス」これは彼女の「好きなもの」ではなく名前です笑
でも完全にそういう風にしか見えません。
CHRIS P. BACON
これは声に出せば一発でわかります。
「クリス・P・ベーコン・・・・・クリスピーベーコン!!」最高にカリッカリの名前じゃないですか笑
1000%合コンウケする名前ですね。掴みはバッチリなのであとはトークがイケてれば最強です。
CHRISTIAN GUY
これはそのまま「クリスチャン・ガイ」(=キリスト教徒の男性)です。
生まれた瞬間ガチガチに縛られまくってます笑。まぁ見た目的にもそんなに違和感はないのでもしかしたら名前であまり苦労はしてないのかもしれませんがホントのところは本人にしかわかりません。
CHRISTOPHER ROBIN
あれぇ~?この人こんなに大人になったんだ!
ヒゲも生やしちゃって~、ちょっと前まではプーさんやピグレットと仲良く遊んでたのに・・・あれ?・・・“CONVICTED OF MURDER”「殺人で有罪判決」・・・!!?・・・まさか・・・笑
CRYSTAL COKER
“crystal”は「結晶」、“coke”はコカ・コーラではなく「コカイン」のスラングの呼び名です。
推測するに肩書の“tax specialist”「税務のスペシャリスト」はおそらく表向きの顔でしょう・・・
CRYSTAL METHENY
こちらも“crystal”は「結晶」、“meth”というのは“methamphetamine”という薬物の略称です。
細かい罪状には触れずただ“arrested”「逮捕」となっていますが、その罪は誰の目にも明らかです笑
Deja Viau
「この名前なんかどこかで見たことあるような・・・」と思ったら、“Deja vu”「デジャヴュ」(「初めて経験したことを以前経験したかのように感じる錯覚」という意味のフランス語)にそっくりじゃないですか笑
まぁこんなきれいな女性だったら一度見たら絶対に忘れないですけどね。
Donald Duck
はい、出オチ感MAX。もはや説明の必要もありませんね。
あのドナルド・ダックとの共通点は「色が白い」ことくらいでしょう笑
Dr. Ken Hurt
これも声に出すとわかるシリーズです。
“Dr. Ken Hurt, Dr. Ken Hurt…Dr. Ken Hurt……Dr can hurt!!”ということで“Doctor can hurt”「医者は痛めつけることができる」という意味に聞こえます。
まぁ確かに医者は「治す」こともできれば「痛めつける」こともできるわけですが、これは確実に患者が怖がるので医者としては明らかに不利な名前です笑
その辺は当然Ken Hurtさんも自覚しておられて、字は小さいですが冒頭で、“Hi, I’m Dr. Ken Hurt (I know, it’s a great name)”「ハーイ、Dr. Ken Hurtです(ええ、いい名前でしょ笑)」と自虐しています。
DYL PICKLE
これはちょっとわかりにくいかもしれません。
“pickle”は「ピクルス」などのいわゆる「漬物」のことを指します。
そして“DYL”というのはテキストなどでよく使われる「略語」で、“Do You Like”の頭文字を取ったものです。
なので、DYL PICKLEで「漬物好きですか」という意味になってしまいます笑
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Gay Neighbors
「ゲイのご近所さん」という意味で解釈されます。
個人的には近所にゲイの方が住んでいても全く気にしないし、むしろ優しそうでありがたいくらいですが、この方が名前でいろいろ苦労されていることは想像に難くありません。
Gaylord SILLY
“lord”は「神」、「主」、「支配者」などの意味を持つ言葉で、“silly”は「バカげた」です。
「バカげたゲイ主」・・・ププッ・・すみません、笑わずにはいられません笑
HASHTAG FOLLOW
これはチリの身分証明書ですが、「#ハッシュタグ #フォロー」・・・ってどんな名前だよ!笑
「イマドキ感」を出したかったんでしょうが、正直可哀想すぎます。
この子が大きくなる頃までSNSが流行っていることを願うばかりです。
Ima Hogg
“I’m a hog”「私はブタです」・・・自虐が度を超えています笑
どう見ても気品のある優しそうな女性にしか見えませんが、“Hogg Foundation for Mental Health”「メンタルヘルスのHogg財団」と書いてあるので、「自虐」を通じてメンタルの改善を促す斬新な組織なのかもしれません笑
JACK DANIELS
出ました、またチリの身分証です。
Jack Daniels・・・いそうでなかなかいない名前ですが、おそらくお父さんが大好きなんでしょう。
また、まだあどけなさが残る顔ですが、若干焦点が合っていない気もするので、あわよくば「彼自身も」好きなのかもしれません笑
言うまでもなく、「お酒は20歳を過ぎてから」(日本では)ですね。
Janelle Lawless
“*Elect* Janelle Lawless”「Janelle Lawlessに一票を」という選挙広告ですね。
なんの選挙かというと“Circuit Judge”なので「巡回裁判官」になります。
ここでのポイントはズバリ、彼女の苗字“Lawless”「無法の」です。「無法の裁判官」・・・最高の皮肉です笑
JANICE KEIHANAIKUKAUAKAHIHULIHEEKAHAUNAELE
続いては“Hawaii Resident”「ハワイの住人」の”Janice Keihanaikukuak…”・・・長すぎです。
なんて読むのかわかりませんし別に気にもなりません。
おそらく本人も毎回2、3文字は間違ってるに違いありません。
KNIGHT Jed I
「Jed I…KNIGHT…Jed i KNIGHT…Jedi KNIGHT…ジェダイ・ナイト!ジェダイの騎士!!」
親がスター・ウォーズのファンであったがためにものすごい使命を背負って生まれてきてしまいました笑
どことなくアナキン・スカイウォーカーの幼少期に似ていないこともないので、期待通りジェダイ・マスター目指して頑張ってください。
Demetrie.jpg Wilson
「へっ、jpg!!!!!!?」
いやこれは絶対に何かの間違いですよね。このギャラリーを作ったスタッフが間違えて添付写真のタイトルをそのままコピペして印刷しちゃっただけですよね。
だって「ジェイペグ・ウィルソン」って・・・笑
日本の高校だったら確実に「ペグソン」といじられまくってたでしょう。
Park Jurassic
嘘だろ・・・「ジュラシック・パーク」って・・・笑
しかもコイツがグループリーダーだと・・・?
なんの発表があるか知りませんがBGMは確実に「アノ曲」で決まりでしょう笑
KASH REGISTER
“Cash Register”「レジ」ですね。“exonerated”は「罪を逃れられた」です。
ここから「レジの金がなくなり真っ先に疑われたが後に犯人が見つかり疑いが晴れた」というストーリーが自然に浮かんできます笑
この表情が名前に起因する全てのトラブルへの苛立ちを物語っていますよね。
LANCELOT SUPERSAD
“super”「超」、“sad”「悲しい」というなんともシュールな苗字を持った青年です。
正直言われるほど悲しい顔には見えませんが、まぁ確実に幸せそうでもありません笑
LORD VOL DEMORT R.
“Lord Voldemort”「ヴォルデモート卿」・・・あのハリー・ポッターシリーズに登場する悪の魔法使いですが、実は幼少期はこんなに可愛らしい顔をしていたんですね。
何をきっかけにダークサイドに転落してしまったのでしょうか・・・
MacDonald – Berger
これはカップルの写真ですね。
「マクドナルドさん」と「バーガーさん」・・・結ばれるべくして結ばれた二人の出会いの場所はやっぱり・・・
「お腹を空かせて死にそうだった時にポテトを1本くれたのが彼でした」的なね笑
Mister Love
「ミスターLove」・・ええ、完全にスベってます笑
しかも性犯罪で逮捕されています。名前が間違った方向へ行ってしまったんですね。笑うしかありません。
Oliver Loser
“loser”は英語で「ルーザー」すなわち「負け組」という意味です。
この男性は不運な名前を背負って生きてきたためなんとなく表情にも「自身のなさ」が現れているように見えますね笑
ただ、名前から推測するにOliverはおそらくドイツ系の名前で、だとするとLoserは「ローザ」という感じの発音になり、「聞こえ上」は可哀想ではなくなります。
「非英語圏の言葉が英語で残念な意味になる」の代表的な例ですね。
Saad Maan
“sad man”「悲しい男」・・・こちらは明らかに悲しそうですね笑
おそらく戦争で数多くの悲しき現実を目の当たりにしてきたんだと思います。
Sam Sung
韓国の超大手電化製品メーカーのスペシャリストがアップルに潜入してます。
ただ堂々とやりすぎですね。もうちょっと上手く隠さないと・・・笑
SHAKESPEARE MOZART ARMSTRONG
またまた登場、チリの身分証。
「シェークスピア、モーツァルト、アームストロング」って・・・偉大な人の名前を掛け合わせれば偉大になるわけじゃない・・・チリ人のネーミングセンスを疑います笑
Sue H. Yoo
“sue”「訴える」、“you”「あなた」で「あなたを訴えます」を連想させる名前です。
完璧なのは職業が“lawyer”「弁護士」なこと。めちゃくちゃ頼りになりそうです笑
Uranius Johnson
これはちょっと難しいですが、Uraniusは発音上“You ran us”「あなたは私たちから(金などを)奪った」のように聞こえます笑
なのでUranius Johnsonで“You ran us Johnson!”「盗んだなジョンソン!」になるんですね。
ちなみにここでもやはり「黒人」であることがシュールさをより引き立てていますよね。
さらに、“Position: WR”ですが、これはアメフトの「ワイドレシーバー」というポジションで、一般的に足の速い選手がやるポジションです笑
VANESSA TOBACCOJUICE
前編の最後はこちら。
TOBACCOJUICE「タバコジュース」ってなんやねん。吸い殻入れの水に浸っている吸い殻を絞った時に出てくる茶色い液体のことでしょうか。
想像するだけで気持ち悪いです。
これはストレートに「どんな苗字やねん」というやつですね。失礼ですがなんか「苦そうな顔」してますしね笑
後編へ続く
ということで前編の「いやらしさゼロ!でもウケる名前」は以上です。後編の「性的な意味や下品すぎる名前」はこちらからどうぞ。
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