(私たちのオフィスへようこそ!お会いできて光栄です)
こんにちは!
「来週来る外国人のクライアントの前でプレゼンをする役に急遽大抜擢されました!けど何を話していいかわかりません!」っていうことってよくありますよね?
プレゼン自体はスライドを見ながら数字を説明すればなんとかなりそうだけど、そもそもプレゼンの前にどんな話をすればいいのか・・・。
変なことを言って沈黙ができ、それを強引に解消するために“…..OK!”(では!)となるのはとてもかっこ悪いし、かと言って着席していきなり「わが社の売り上げは~」なんて始めるのは明らかにおかしいし・・・。
でもせっかく大役を任せてもらえたんだし、ここはひとつかっこいいところを見せたい!
と思っているあなたに朗報です。
今日は、つかみの前置きトークを簡潔にすませつつ、「前置きはこれくらいにして、それでは早速~」とスムーズに本題に切り出す際に使えるおしゃれでかっこいいフレーズというのを紹介したいと思います。
それは「昨日の夜何を食べたか」と「いつからいつまで日本にいるか」を聞いておけば大丈夫です笑
ええ、今回のフレーズは、ちょこっと雑談を挟んだ後、メインの話題に入る前に使うことで相手に「お、これからが本題か」と認識してもらうのに役立つかっこいい一言です。
これを効果的に使うことでプレゼン自体が引き締まり、相手がより集中して自分の話を聞く準備をすることができるでしょう。
ということで、早速そんな素敵なフレーズを見てみましょう。
おすすめ英語表現はコレ
What did you have last night?
(昨日は何を食べましたか?)
I had sushi, I enjoy Japanese food everytime
(寿司を食べました。毎回日本食を楽しんでいます)
How long are you going to stay in Japan this time?
(今回はどのくらい日本に滞在するんですか?)
Only a week. I have to go back to HQ to make a final report of this trip
(1週間だけです。本社に戻ってこの出張のレポートを作らなきゃいけないので)
I see. So without further ado, I would like to start our presentation
(そうなんですか。それでは早速プレゼンを始めさせてもらいますね)
“without further ado”
(うぃだぅふぁーだーぁどぅ)
徹底解説
今回ポイントとなってくるのは、いろいろな意味を持つ“further”という単語です。
フレーズ自体は短いので覚えやすいですが、”further”の意味をきちんと押さえておけばより簡単にマスターできると思います。
以下でそれぞれの単語の意味について詳しく解説していきましょう。
“without”について
まず最初の”without”ですが、これは素直に「~なしで」でオーケーです。
“further”の意味をきちんと押さえよう
次に、”further”ですが、「より遠い」や「もっと先」という意味もありますが、ここでは「さらなる」という意味で使われています。
注意すべき点として、”farther”というほぼ同じ意味の単語があります。違う点は、“farther”は「物理的な距離」、”further”は「非物理的な距離」を表すのに使われます。
もうちょっとわかりやすく言うと、”farther”は10㎞、100㎞というような「実際の距離」、”further”は「もっと高い知識のレベル」みたいに「実際に測ることができない距離」に対して使うことができます。
あと、もう一つの違いは「さらなる」という意味があるのは”further”だけです。
“further” と “farther” の違いまとめ
・”further”は測れる距離、”farther”は測れない距離に使う。
・「さらなる」という意味があるのは”further”のみ。
“ado”について
そして最後の”ado”についてですが、こちらは「騒ぎ」や「面倒」という意味の単語ですが、見かける頻度は高くないです。(実際僕はこのフレーズ以外で”ado”が使われているのを見たことはありません)
まとめてみよう
ということでこれらの言葉を繋げると、
- 「さらなる」
- 「騒ぎ」
- 「なしで」
となるのでそれをもうちょっとフレーズっぽく言い換えると、
“without further ado”
(うぃだぅふぁーだーぁどぅ)
「それでは早速~」
という感じに仕上がります。これは必ずこのままの形で使われるので、フレーズとして覚えてしまうのがおすすめです。
使い方は上の例のように「前置き部分と本題の間に挟むだけ」です。とても簡単ですね。
その他のおすすめ表現
ちなみにこのフレーズは司会者やインタビュアーなんかもよく使っています。
ゲストのプロフィールや最近の活動などを冒頭に少し紹介した後に「それでは早速~」と本題に入るのにピッタリな表現なんですね。
またその他にも同じような場面で使えるフレーズがいくつかあるので確認しておきましょう。
“let’s get into it”
(早速見ていきましょう)
“let’s gear up”
(それでは本題に入りましょう)
*gear up=「ギアを入れる」なので、「ウォームアップ段階からいよいよ本題に入りましょう」というニュアンスになります。
これらの一言も聞き手に「ここまでは前置きで、ここからが本題」ときちんと意識してもらい、会話の内容を引き締めたい時には非常に効果を発揮しそうですね。
ということであなたもこのフレーズを使って是非プレゼンでかっこいいところを見せつけてやりましょう。
それではまた。