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友達がフラれた時に英語で慰めてあげよう、「これが現実だよ」って

おれってそんなに魅力ないかな・・・

いやいやそんなことないって!


こんにちは!

あなたはもし仲の良い友達が彼女にフラれて落ち込んでいたらどうしますか?

もちろん慰めてあげますよね?

友達として当然です

ええ、彼女にフラれ傷心している親友を見るのはこちらとしてもとても辛いはずです。

できれば早くどん底から立ち直ってまた一緒にバカ騒ぎをしたいですよね。

ということで、今日はそんな友達を元気づけるために、「これが現実だよ」って言ってあげる時の一言を紹介したいと思います。

全然慰めになっていないと思うんですが・・・

そうですかね・・・まあ、アイツ超がつくほどの能天気なんできっと3日後にはきれいさっぱり忘れてますよ笑

ということで今日は、恋愛に限らずとても受け入れられないような深刻な現状を目の当たりにして途方に暮れている人に対して、ポンっと肩に手を置いて、「これが現実だよ」ってかっこよく言いたいときのおしゃれなフレーズを紹介したいと思います。

なんだか哀愁を感じますね。

なんだか強引だなぁ笑

それでは早速見ていきましょう。

おすすめ英会話表現はコレ

なんでおれだけいつもこうなるかな。この前のデートはすごいいい感じだと思ったのに

お前が悪いわけじゃないよ

こんなに毎回上手くいかないなんて、やっぱりおれには恋愛向いてないのかな

It is what it is, man

 “It is what it is”

(いぃずわりぃず)

 徹底解説

 哀愁ですね笑

MEMO

今回はとてもシンプルな表現ですが、日常英会話ではものすごくよく使われるフレーズで、しかもいろいろな形に応用可能なので是非マスターしてほしい一言です。

下で詳しく見てきましょう。

“It is”について

“It is”は何も難しく考える必要はなくシンプルに「それは」で大丈夫です。

“what it is”について

“what it is”の意味はズバリ「それが何であるか(ということ)」です。

「それは何ですか?」という疑問文は”What is it?”(”what”+V+Sの語順)ですが、ここでは”what it is”(”what”+S+Vの語順)という風に”it”と”is”が入れ替わっていますよね?

これは文法用語で言うところの「関節疑問文」というもので、実はこの”what it is”自体がその前の”It is”「それは」の目的語になっているんです。

ココ重要

疑問文には「直接疑問文」と「関節疑問文」というものがあり、「関節疑問文」は直接疑問文が形を変えて文中に入ったもので、実際には疑問文の働きはしません。

これだけだとよく分からないと思うので実際に例文を見て確認してみましょう。

<直接疑問文>

“What is it?”(それは何ですか?)

<関節疑問文>

“I don’t know what it is“(私はそれが何なのかわからない)

このように、直接疑問文では”What is it?”「それは何?」と通常の疑問文の語順で表しますが、関節疑問文では”what is it?”が文の途中に来て、”what it is”「それが何であるか(ということ)」という風に語順の入れ替えが起こり、平叙文の形で「名詞化」されています。

これを簡単に表すと、

  • 直接疑問文=「”what”+V+S」(通常の疑問文)
  • 関節疑問文=「”what”+S+V」(文の途中に入り名詞の役割を果たす)

という風に言うことができます。

文法的に説明すると非常にややこしいんですが、そういうカラクリになっています。

文法用語を使われると一気に難しく聞こえますね笑

ええ、でもまあそんなにガチガチに考える必要はありません。とにかくフレーズとして覚えてしまいましょう。

まとめてみよう

なので、これらをまとめてみると、「それは」+「それが何であるか(ということ)」という風になるので、言い方を変えると、「そういうことさ」または、

 “It is what it is”

(いぃずわりぃず)

「これが現実だよ」

という具合になるんです。

コレは本当によく使うフレーズなのでそのまま覚えてしまうととても役に立ちますよ。

応用してみよう

そうしたら、次はせっかくなので上で見た「関節疑問文」を使った同じような例を作ってみましょう。

基本的にはこの”It is what it is”の型をベースとして、“It is”(前半)と“what it is”(後半)の部分をお好みにカスタムすることでいろんな表現が可能になります。

早速いくつか例を見てみましょう。


結局いつも最終的に「一緒にいても面白くない」っていわれるんだよね

Well…I guess that’s who you are

(うーん、まあそれがお前なんじゃないかな)


この場合は前半が“That’s”、後半が“who you are”になっていますね。

“who you are”は直接疑問文だと”Who are you?”「お前は誰だ?」ですが、それが関節疑問文として文の途中に入ることで”who you are”「お前が誰か(ということ)」という風に語順が入れ替わり名詞化されていますね。

なるほど、カラクリは一緒ですね

ええ、やっていることは全く同じです。このように前半、後半部分を入れ替えることでさまざまな表現が可能です。

せっかくなのでもう少し例を見てみましょう。


これを機に自分を変える努力をしてみるのもいいかもね

I don’t know where I should start from…

(どっから始めたらいいのかわかんないよ・・・)


ここでは前半が“I don’t know”と否定文になっていますね。このような場合でも後ろの関節疑問文はルール通り語順が「疑問文→平叙文」に変わります。

後半部分“where I should start from”は直接疑問文では”Where should I start from?”「どこから始めればいいでしょうか?」ですよね。

なるほど、これもわかりやすいですね

続いて最後の例です。


試しに何かプレゼントかなんかあげてみたら?

Do you know what she likes?

(彼女何が好きか知ってる?)


次は前半が“Do you know~”と疑問文になっているパターンで、これも考え方自体は全く変わりません。

後半部分は”What does she like?”「彼女は何が好きですか?」という直接疑問文が“what she likes”という平叙文の語順に変わって関節疑問文として「彼女が何を好きか(ということ)」と名詞の働きをしています。

なるほど・・・彼女が何が好きなのか気になります

このように、慣れてくるとパズルみたいにパーツを自由自在に組み替えることで本当にいろんなパターンを作ることができるので、表現力の幅がグッと広がりますよ。

その中でも“It is what it is”は特によく使われるフレーズなので、何度も言いますがそのまま覚えて常にポケットにしまっておき、いざという時にスッと使ってみましょう。

ということで、今日は途方に暮れている友達に対して、「これが現実だよ」と言いたい時のおしゃれな表現と、その応用方法を紹介しました。

さぁ今から早速彼女にフラれて悲しみのどん底に落ちている友人を探しに行きましょう笑

それではまた。

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