こんにちは!
もしあなたの会社の大事な後輩が、重要なビジネス案件を任されている時に判断に困り、不安そうな顔であなたに相談をしてきたらどうしますか?
あなたはきっと後輩の肩をギュッと力を込めて掴んだ後、背中をポンっと叩いて精一杯の笑顔で「大丈夫だよ」と先輩らしいところを見せてあげたいと思うことでしょう。
人というのは苦手なことや経験したことのないことになると急に自信がなくなり、自分の判断に自信が持てなくなってしまいます。
また、そんな状況で取ったアクションは、例え正しい選択だったとしても、思い切りに欠けるため、同じことを自信を持ってやった時と比べ明らかにパフォーマンスが低下してしまいますよね。
そんな時にあなたが「おれがついててやるから」と言って側で支えてあげられたら、きっと後輩も大船に乗ったような気持ちで本来の力を発揮することができるはずです。
例えそれが大失敗に繋がることになるとしても・・・。
ということで今日は、自信なさげな人や、ミスをしてヘコんでいる人に「おれがついてるから大丈夫」と励ましてあげる時に使えるおしゃれなフレーズを紹介したいと思います。
それでは見ていきましょう。
おすすめ英会話表現はコレ
ー昼休みー
“I got your back”
(あがっちょべぁっく)
徹底解説
お、先輩かっこいいです。
今日はこの”l got your back”の意味と、同じような状況で使える似ている表現について詳しく解説していきたいと思います。
意味と由来
“I got your back”は直訳すると、”I got”「私は持った」、”your back”「あなたの背中を」なので、「あなたの背後は持ちました」ということになりますね。
このフレーズはもともと二人組でハンティングや犯罪者の捜索などを行う際に、片方が先に行き、もう片方が後ろから援護するという状況で「背後はカバーしているからな」という意味を込めて、
“I got your back”
(あがっちょべぁっく)
「おれがついてるからな」
という感じで使われ始めたことに由来していると言われています。
実際の日常会話ではもっとカジュアルなシチュエーションで、
- 不安がっている人に「自分がついてるから」と安心させてあげる
- ヘコんでいる人に「私はあなたの味方だよ」とアピールする
- 意見が割れた時に「私はあなたの意見を支持する」という意思を示す
のようなニュアンスでよく使われます。
また逆に、相手に「大丈夫だよね?、あなたは私についてきてくれるよね?」と確認したい時は、“You got my back?”という風になります。
その場合の回答としては、”I got your back”や、少し洒落のきいた”Your back is got”などがあります。
同じように「私は彼女の意見を支持する」と言いたい時は“I got her back”となります。
このように、「誰」が「誰」の背後 (back) につくのか、状況によって入れ替えることでさまざまな表現が可能になります。
例えば「誰も彼に味方してくれなかった」という場合には”Nobody got his back”というのも可能です。
似ているおすすめ表現
そうしたら次はこの”I got your back”に非常によく似た表現についても見てみましょう。
“look out for you”
(るっかぅふぉゆ)
はい、こちらが同じような場面で使える別の表現になります。
“look out”は「外を見る」、”for you”が「あなたのために」ですね。
このフレーズの由来は、複数人で空き家に侵入して盗みを働く時に、その内の一人が何か異変があった時(警察や通報者が現れたなど)に仲間に知らせることができるように外を見る(”look out”)ことから来ていると言われています。
ここから、「おれが見ててやるから」すなわち、
“look out for you”
(るっかぅふぉゆ)
「おれがついてるから」
という感じになるんですね。
こちらも「誰」が「誰」を”look out”するのかによって主語と目的語を自由に入れ替え、自分の表現したいように言い替えて使いましょう。
また、「私のことを気にしてくれてありがとう」というのを非常にカジュアルにかっこよく言う、
“Thanks for lookin’ out”
(気にしてくれてありがとう)
“Good lookin’ out”
(助かるよ)
*lookin’ = looking
というスラングの言い方もあるので覚えておくと表現のバリエーションが増えますね。
ということで、今日はあなたの助けを必要としている人や、ミスをしてヘコんでいる人に「おれがついてるから大丈夫だよ」と励ます時に使えるかっこいいフレーズを紹介しました。
あなたもこのフレーズを使って会社で後輩の信頼を勝ち取ってくださいね。
それではまた。