尻が好きです。英語で「尻」を意味する言葉を全部教えてください。
ー19歳 Siri太郎
こんにちは!通訳/ストリート英会話講師のbigtree(@bigtree1000)です。
(15年の努力の結晶。「誰にも知られず密かにペラペラになれる独学勉強法」はこちら)
英語にはフォーマルな用語からコテコテのストリートスラングまで、たくさんの「お尻」を意味する言葉があるのを知っていますか?
あなたがこのページにたどり着いたということは、何らかの理由で「尻」の英単語が知りたかったからのはずです。
幸いなことに、僕は普段から「尻の研究」をしていて、尻に関してあなたよりも少しだけ詳しい自信があります。
なので、今日は尻好きのあなたでもきっと知らない英語の「尻」の用語というのを徹底的に解説していきたいと思います。
それでは早速見てきましょう!
英語で「お尻」を意味する用語まとめ
素晴らしき「お尻」の世界へようこそ。ここでは英語で「お尻」を表す言葉を、
- フォーマル編
- 一般的なスラング編
- 上級スラング編
の3つの段階に分けて見ていきましょう。尻好きのあなたは一体何個知っているかな?
それでは行ってみましょう。
(アルファベット順)
「お尻」を意味する英語:フォーマル編
まずは下品さのないフォーマルな「お尻」について確認していきましょう。
bottom
いわゆる「臀部」という感じで、全くいやらしさを感じさせない表現です。
<例>
“I have a sharp pain in my bottom since this morning”
(今朝からお尻が刺すように痛みます)
buttocks
こちらもとてもフォーマルな用語で医者なども使うことの多い表現です。通常“-s”と複数形で使います。
<例>
“Touch on your buttocks where it hurts the most”
(お尻の一番痛む部分を触ってください)
haunches
耳にする頻度はそこまで高くはありませんが、こちらもいやらしさを感じさせない表現の1つで、通常“-s”と複数形で使います。
<例>
“He is sitting on his haunches to hide from the bully”
(彼はいじめっ子から隠れるためにしゃがみこんでいる)
hip
「ヒップ」は厳密には「尻」ではなく「足の付け根と腰の接合部の膨らんだ部分」だと言う人がいますが、まあ厳密に言えばそうかもしれませんが、日常会話の中では「尻」というニュアンスで使われていることが多いです。
ちなみに日常会話で「尻」という場合は“hips”と複数形にすることがほとんどです。
<例>
“I don’t like my lumpy hips“
(自分のボコッとしたお尻が気に入らない)
posterior
もとは時間や順序などが「後ろの」という意味ですが、そこから比喩的に「お尻」という意味でも使われる表現です。
<例>
“He fell down the stairs and hit his posterior twice”
(彼は階段でコケてお尻を二度ぶつけた)
rump
もう1つの「臀部」という表現です。
「ランプステーキ」という言葉がありますが、あれは牛の「臀部の肉」を指しています。
<例>
“He’s got a large rump“
(彼は尻辺りががっしりしている)
「お尻」を意味する英語:一般的なスラング編
続いて口語表現で一般的に使われている「お尻」を紹介します。非常にカジュアルな表現なので「ケツ」というイメージの方が近いかもしれません。
ass
アメリカ人に「尻って英語で何て言うの?」と聞いて一番多い回答がおそらくコレだと思います。
一応下品な表現ではありますが、最近では映画やテレビなどでもよく使われ、日常会話でも頻繁に耳にする表現です。
<例>
“Yo, shut the hell up and get your ass down!!”
(おい、いいから黙って座れよ!!)
booty
いわゆる「ケツ」の代表格の表現の1つですね。性的な意味で使われる場合がほとんどです。
<例>
“Definitely her booty is what makes her a cutie”
(彼女は間違いなく「ケツのおかげ」でかわいく見えている)
buns
「バンズ」はハンバーガーやホットドッグを挟むパンのことで、ふっくらとしたパン2つがお尻を連想させることから生まれたスラングです。
<例>
“She’s got cute little buns“
(彼女はかわいらしいお尻をしている)
butt
こちらも日常会話ではよく使われる「ケツ」という表現で、男性/女性のお尻で一般的に使われます。
“butt naked”で「丸裸」という意味の言葉もあります。
<例>
“Why are you staring at my butt?”
(なんで私のお尻ずっと見てるの?)
cheeks
“cheek”は「ほっぺた」ですね。
そこから“cheeks”「ほっぺた2つ」がお尻を指すスラングになるのは想像できますね。
<例>
“Face the wall and spread the cheeks!“
(壁を向いてケツを開け!)
dumper
“dump”というのは「大便をする」または「大便」そのものを指します。
そこから“dumper”で「大便をするもの」=「ケツ」となります。
<例>
“She is so fat that her dumper is coming out of her jeans”
(彼女は太りすぎてジーンズからケツがはみ出している)
fanny
イギリスやオーストラリアでは「女性器」のことを指しますが、アメリカでは「尻」を指すスラングとして使われます。
<例>
“Get your fanny off of my new jacket you stupid!”
(おれの新品のジャケットの上座るんじゃねえ!)
moon
「月」ですね。これも「まん丸の月がお尻を連想させる」という思考回路は容易に想像ができますね。
ちなみに“moon”は動詞として使うと、「人前で(からかうために)お尻を出す」という意味になります。
また別の言い方で“full moon”「満月」と言ったりもします。
<例>
“Oh man…I can keep watching her big round moon all day long”
(全く・・・彼女のデカくて丸いケツは一日中見てられるぜ)
rear
「後ろ」という意味ですね。そこから比喩的に「お尻」という意味で使われることもある言葉です。
“rear-end”(”end”は「末端」という意味)という表現の方がより「ケツ」というニュアンスに近いです。
<例>
“Somebody call an ambulance! I got shot in my rear-end!”
(誰か救急車を呼んでくれ!ケツを撃たれた!)
tail
「尻尾」ですね。尻尾はお尻から生えているため、こちらも比喩的に「ケツ」という意味になります。
“tail-bone”「尾骨」や“tail-end”「末尾」などという言い方もあります。
<例>
“How much will you pay if you can tap her tail?”
(あの子のケツを引っ叩けるとしたらいくら払う?)
tush
こちらはそこまで使用頻度は高くありませんが、スラングで「ケツ」を意味する言葉の1つです。
<例>
“What a perfect tush!”
(なんて完璧なケツだ!)
「お尻」を意味する英語:上級スラング編
最後は知る人ぞ知るコッテコテなスラングや、特別な意味を持つ「お尻/ケツ」を見てみましょう。
badonkadonk
おそらく初めて見る人がほとんどじゃないでしょうか?
こちらは主に黒人英語で使われる「ケツ」を表すスラングです。しかも、ただのケツではなく「巨大なケツ」を指します。
この“badonkadonk”はウエストは引き締まっているけど、お尻が急にドカンと膨らんでいるナイスバディの黒人に対して使われる「ほめ言葉」です。
読み方はそのまま「バドンカドン」という感じです。
<例>
“There she comes! We all came to see your badonkadonk!”
(彼女が来たぞ!みんなあんたのケツを見にきたんだ!)
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cakes
「ケーキ」は女性の大きくふっくらとしていて魅力的なお尻を指すスラングです。
お尻としての意味で使われる場合は、通常“-s”と複数形にします。
<例>
“I wanna get pressed on by her massive cakes“
(彼女のデカいケツに押し潰されたい)
また、“cake”は「お金」を意味するスラングとしても使われます。
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culo
これはスペイン語で「尻」=“ass”を意味する言葉です。
アメリカではメキシカンや、ドミニカン、プエルトリカンなどラテン系の女性のお尻に対して、あえてこの“culo”を使う場合があります。
<例>
“Look at that mamacita! She’s got a nice culo!”
(おい、あの娘見てみろよ!いいケツしてんな〜!)
*mamacita=スペイン語で「かわいい女の子」
keister
普段の日常会話ではあまり聞きませんが、刑務所では尻の中に薬物などを隠して持ち込んだりする際に、「尻」を指す言葉としてこの“keister”が使われることがあります。
<例>
“He got busted for trying to smuggle in some cocaine in his keister“
(奴はケツにコカインを入れて密輸入しようとして逮捕された)
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money maker
直訳すると「お金を作り出すもの」ですよね。
ここからピンときた人もいるかもしれませんが、こちらはストリップクラブでよく使われる「お尻」を意味するスラングです。
ストリップ嬢はお尻をフリフリしてお金を稼ぎますよね。
Ying Yang Twins、Lil Jon、そしてThe East Side Boyzというラッパーがコラボした”Salt Shaker”という曲では、ストリップクラブで“money maker”「ケツ」を“salt shaker”「ソルトシェーカー」のように振りまくれ!とラップしています。
<例>
“Shake your money maker, girl!”
(さあ、ケツを振りまくってくれ!)
「お尻」を意味する英語まとめ
はい。ということで、英語でお尻を意味する言葉をたっぷり22個紹介しました。
お尻好きのみなさん、満足していただけましたでしょうか?笑
まだまだお尻を見たりない、という人はこんなスラング表現まとめもあるので是非チェックしてみてください。
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「受験勉強から社会勉強まで」生きた英語はBigtreeEnglishで
ちなみに当サイトでは、受験勉強や本気の英会話学習に役立つ知識はもちろんのこと、アメリカのストリートから発信される実用的な表現や誰も知らない超マニアックなスラングなど、かなりの守備範囲の英語コンテンツをカバーしています笑
以下でそれぞれのテーマの記事一覧をチェックできるので良かったら覗いてみてください。
また、以下の記事では日本で生まれ育った僕が15年間の英語学習を経てたどり着いた「最強の独学勉強法」と「正しい発音の身につけ方」をまじめに紹介しています。(どちらもかなり読みごたえあります)
本気で英語力を伸ばしたいと思っている人には必ず役に立つ内容になっているので是非チェックしてみてくださいね。
CHECK!!
ということで最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまた!